わたしもその一人でしたし、実際に何度も疑い不倫を引き寄せてきました。
そうならないための方法をお伝えしますね。
「疑いたくない」のに「疑ってしまう」ときの心理学
よくある質問
「不倫を疑ったら、また不倫を引き寄せちゃいますよね?」
「そんなことはないです!」といいたいところですが、「疑う感情」をちゃんと処理できないと残念な結果になってしまいます。
不倫を引き寄せないための感情の処理方法をお伝えする前に、「疑いたくないのに疑ってしまう」心理を理解しておきましょう。
疑う心のカラクリをわかっておくと「疑う=悪いこと」、というイメージがなくなるはずですから。
疑ってしまう心の仕組み
夫を疑ったらまた不倫を引き寄せてしまうかもしれない。
そう感じているのに、疑うことを止められない。
頭では分かっているのに、できない状態。
この状態は、心が深く傷ついているから起きるのです。
そりゃあそうですよね。
あんなに傷ついたのですから。
不安だし怖いし、もう傷つきたくない。
予防のために、最悪な状況を想定してるんです。
「疑ってしまう」のは、当たり前の反応なのです。
もう一つ、疑ってしまう原因は「自分を信じていない」から。
もし「自分を信じる」=自信があれば、不倫を疑うことはありません。
というより、不倫を疑う必要がないのです。
「自分は何があっても大丈夫」
「自分には愛される価値がある」
「わたしといると周りもしあわせ」
というように自分を認めていれば、不倫を疑うという考えが浮かばないものなのです。
実際に、
「自分は何があっても大丈夫」
「自分には愛される価値がある」
「わたしといると周りもしあわせ」
と信じている女性は、不倫をされるということは引き寄せないでしょう。
とはいえ、「自分を信じていない」ことも仕方がないとわたしは考えます。
不倫されるということは、夫から完全に自己否定をされたようなものです。
自分を信じられず、疑ってしまうことは、自然なことなのです。
「疑いたくない」は思考、「疑ってしまう」は感情
「不倫で傷ついた心や感情」と「もう不倫は引き寄せたくないという思考」。
この感情と思考がごちゃになってしまうと、「疑いたくないのに疑ってしまう」状態が続きます。
思考では「疑ったら不倫を引き寄せちゃう」と分かっていても、感情が追い付いていないのです。
「疑いたくない、でも疑ってしまう…」と焦るのではなく、一人の自分の中に、「心が傷ついているから疑ってしまう自分」と「不倫を引き寄せたくないと考えるから疑いたくない自分」がいるのだと理解してあげましょう。
思考と感情が一緒になってしまうとどんどん悪い方に引きずられてしまいがち。
自分の感じていることと考えていることを分けられるように、毎日の自分の心の動きを意識してみましょう。
【量子論考察】夫を疑ったら、また不倫を引き寄せるのか?
「夫を疑う」という行為をエネルギー的にみると、やはり波動は重いもの。
波動が低いということは、現実を引き寄せるパワーは強くありません。
とはいえ、ずっとそのエネルギーを発信し続けていたり、「また不倫されたら…」というような意識のままで長時間い続けると、また不倫を引き寄せることになるだろうと思います。(実際、わたしはそのせいで3回も不倫を引き寄せましたから)
”疑う感情”をしっかりと処理することで、エネルギーを整え不倫を引き寄せない方法をお伝えしますね。
不倫を引き寄せる「ダメな感情の扱い方」3選
疑う感情を適切に処理できないと不倫を引き寄せてしまう確率はグンと上がります。
適切に”疑う感情”を扱っていないパターンは、大きく3つあります。
1つだけやってしまっている人も全部やってしまっている人も、ぜひ扱い方をマスターしてください。
1.疑う感情に蓋をする
先ほどもお伝えしましたが、疑ってしまうことは仕方がないことです。
けれど多くの人が「疑うことはよくないこと」だと考えています。
そのため、疑っている感情そのものをなかったことにしようとしてしまいます。
いわゆる「感情の蓋」ですね。
感情の蓋をすると、その時はやり過ごせたように見えます。
しかしエネルギー的にみると、潜在意識の中に”疑いのエネルギー”を溜め込んでいるだけなのです。
感情はエネルギーですから、適切に流してあげなければ溜まっていきます。
潜在意識に溜まってしまった感情は、重い波動を保ったまま身体に留まっています。
その重い感情は、重い波動を潜在意識から発します。
「似たものを引き寄せる」という「引き寄せの法則」は、常に働いています。
疑うエネルギーに蓋をして溜めれば溜めるほど、疑うエネルギーに似たものを引き寄せるのです。
これが、疑うエネルギーが疑っていたことを現実に引き寄せる仕組みです。
2.疑っている自分にダメ出しする
疑ってしまう自分を責めることも、ダメな感情の扱い方です。
「疑うなんてダメ!」と自分にダメ出しすることは、自分の感情を認めていないことになります。
これは、自己否定をしていることと同じです。
”疑うエネルギー”だけならまだしも、その感情にダメ出しすることで”自己否定のエネルギー”も出してしまっているのです。
この”自己否定のエネルギー”も、「似たものを引き寄せ」ます。
自分を自己否定してしまうような現実を引き寄せてしまうのです。
疑うということは、あなたが感じた大切な感情なのです。
疑っている自分を「あーわたし疑ってるんだね。仕方ないよね。わかるよ。」と寄り添い眺めてあげましょう。
自分の感じた感情は、認めて受け入れることで流れていきますから。
3.疑っている感情を隠そうとする
夫を疑ったとき、その感情を夫にも隠そうとしてしまう人が多いように感じます。
嫌な氣持ちにさせたくない。
逆ギレされたくない。
疑っていると思われたくない。
理由はいろいろあるでしょう。
けれど、なぜ隠す必要があるのでしょう。
疑うことを”隠す”ということは、疑うことに罪悪感があるから。
これまた、”疑うエネルギー”に”罪悪感のエネルギー”もプラスしてしまいます。
罪悪感は、とても重い波動です。
疑ってしまったことを隠すくらいなら、疑ってしまったことを素直に伝えた方がましです。
もしくは「不安なの…」「ちょっと心配になっちゃって」と伝えてみましょう。
また疑うことで、自分自身が不機嫌になってしまったとき、夫に「どうしたの?」と聞かれたら、「何でもない」とつい言ってしまう方は、ぜひ素直に「大丈夫じゃない」ことを伝えてみてください。
男性は、察することが苦手です。
あなたが感じていることで、寄り添ってもらいたい感情があるときは”どうして欲しいのか”を伝えてあげてくださいね。
疑うエネルギーより波動の高いエネルギーを感じよう
ここで、「エイブラハムの感情の22段階」を紹介しますね。
【エイブラハム 感情の22段階】
1.喜び/智/溢れる活力/自由/愛/感謝
2.情熱
3.興奮/没頭/幸福感
4.ポジティブな期待/信念
5.楽観
6.希望
7.満足
8.退屈
9.悲観
10.フラストレーション/イライラ/我慢
11.圧迫感
12.落胆
13.疑念
14.心配
15.自責
16.挫折感
17.怒り
18.復讐心
19.憎しみ/激怒
20.嫉妬
21.不安(身の危険)/罪悪感/無価値
22.恐怖/悲嘆/憂鬱/絶望/無能
表の上に行くほど、波動が高い感情になります。
「疑う」のは、13番の疑念に当たります。
「自己否定」は、15番の自責。
「罪悪感」は、21番にありますね。
この表をみてもわかるように、ただ「疑う」だけなら大したことはないのです。
”疑う感情”の処理ができないと、疑いから心配が始まり、疑った自分を責めて余計に不安になり、ついには恐怖や悲嘆、絶望を感じてしまうのです。
そのエネルギーたちが、「似たものを引き寄せ」て、「夫を疑うとまた不倫を引き寄せる」現実を連れてくるのです。
また不倫を引き寄せないためには、疑う自分にただ寄り添い、認め受け入れてあげましょう。
そうやって”疑いのエネルギー”を流せたら、意識的に自分は本当はどう在りたいのかをイメージしてみてください。
きっと疑いたいのではないはずです。
夫の言葉を信じ、夫との時間を楽しく過ごしたい。
夫のいない時間は自分のために使い、笑顔で過ごしたいだけなのです。
夫に愛され、自分を大切にして、毎日しあわせに過ごす自分なら、もし疑ってしまったときどうするでしょうか?
その自分なら、どんな風に過ごすのかをイメージするのもオススメです。
感情の22段階の表の上位の感情は、引き寄せのパワーが大きいです。
疑ってしまっても、いくら不安になっても、意識的に感情を整えていけば嫌な現実を引き寄せることはありません!
意識して自分を労わることで、波動はカンタンに上がりますから。
疑うことを嫌がらず、疑ってしまっても焦らず、「で、わたしはどう在りたいんだっけ?」と自分軸を確認することで、現実もどんどん明るくなっていきます。
夫を疑ってしまうときは、エネルギーも外側に向かっています。
エネルギーが外側に向くと、本質の自分が満たされず、苦しくなったり寂しくなったりしてしまいがちです。
疑っていると氣付いたら、エネルギーを自分の内側に向け、自分と向き合っていきましょう。
その積み重ねが、在りたい自分や在りたい夫婦を創っていきます。