先日の講座内で「やっちゃいけないこと」として、
・夫を責めない、問い詰めない
・話し合いを持ちかけない
・証拠探しをしない、証拠を突きつけない
を挙げました。
過去の私はもちろん、全部やっちまってました。しかも「頭では”やらない方がいい”とわかっていながら、どうしてもやっちゃってた。
私だけじゃなくて、お客さまからも「ついついやってしまう」と何百回も悩みを聞いてきたし、講座中もたくさん同様のコメントをいただきました。
「やっちゃいけない3箇条」を止めるために知っておくべきことの一つが夫婦に「正しさを持ち込まない」こと。
例えば、夫を責めたり問い詰めるのも「私が正しい」が根底にあるし、話し合いを求めるのも、どうにかして「俺が悪かった」とか「ごめん」とか「もう2度と不倫はしないよ」を引き出すために、いかに夫が間違っているかを伝えるためだったりするし、「証拠」なんて、「ほら!やっぱりあなたのしてることが正しくないよね?」を突きつけるために使うもの。
つまり、どれも自分の「正しさ」を間違ったことをした夫に理解させるためなのです。
【愛=ゆるす】の本当の意味
「やっちゃいけない3箇条」
・夫を責めない、問い詰めない
・話し合いを持ちかけない
・証拠探しをしない、証拠を突きつけない
この行動をすること自体は、全く間違ってないんだけど、夫婦間ではデメリットしかない。
なぜなら、正しさ≒正義であり、正義の対義語・反対語が『愛』だから。
愛で繋がる関係性に「正義」は持ち込まないこと。
これが夫婦の大原則だし、安心安全な関係性と居心地の良い家庭、絶対に失いたくない妻になるための重要な要素になるのです。
「正義」は「愛」の反対語って、本当??
愛の対義語・反対語が正義であると聞いても、ピンとこない方もいらっしゃるかもしれないです。
そんな方は、「戦争」をイメージすると腑に落ちると思います。
戦争は、正義の主張が元凶なんですね。
「こっちの宗教の方が正しい!」「その土地は、俺たちのものだ!」「やられたらやり返す!」こういうのって全部、『自分たちが正しいのに、間違ったことを主張してるから力でわからせよう、奪おう、取り戻そう』という「自分たちの正義」の押し付け合いなのです。
『愛』の定義の一つに「相手に自由・スペースを与える」があります。
自分と違う価値観や自分の選択肢にない言動をした人に対して、その人の自由を認める意味です。
「こっちの宗教の方が正しい!」「その土地は、俺たちのものだ!」「やられたらやり返す!」と思ったとしても、そちらにはそちらの言い分がある。
そう認めることができれば、戦争にはならないですよね。
このような構図から【愛の対義語・反対語は正義】と導き出せるのです。
そして、これが【愛=ゆるす】の考え方につながる部分。
不倫をした夫は、私たちと違う価値観を持ち、私たちの選択肢にない行動をした人。
その夫に、自由を認める≒不倫をゆるす→【愛=ゆるす】と言われるのです。
ここまで書いたことを読んでいると「じゃあ、ゆるせってことですか?!」となると思うんだけど、そうじゃないです。
ゆるしたっていいし、ゆるさなくてもいい。
そこじゃなくて、まずは夫婦の間に「正しさを持ち込まない」ことが重要なんです。
本当の意味での『愛』
私が「不倫専門夫婦カウンセリング実践講座」でお伝えしているのは、こんな「愛の再定義」です。
赤ちゃんを育てるなら、赤ちゃんを知らなければならないし、スマホを使うならスマホの機能を理解する必要がありますよね。
それと同じで、夫に愛されたいなら、夫を愛したいなら、夫と愛し合いたいなら『愛』を知らなければ叶わない。
私が15年間、夫の不倫に悩み続けながらも抜け出せなかったのは、本当の意味での『愛』を知らなかったからです。
そんな私が今、夫に面白いほど愛され、自分勝手に夫を愛し、安心安全な夫婦関係を積み重ねられているのは、本当の意味での『愛』がわかったから。
この知恵を、夫と愛し合いたいと願うすべての女性に伝えたい。
ここから先の人生、人によっては20年、30年、40年と続く人生を幸せで穏やかで、大切な人に求められたいのなら知っておいてほしい。
その先で、この知恵が「世界平和」につながると私は本気で考えているのです。
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