夫は何を考えているの?不倫中の夫の言葉と行動が矛盾するときの見方
不倫中の夫の心理が分からず、「本当はどう思っているの?」と考え続けていませんか。
私自身も夫の不倫に悩み、今は不倫専門の夫婦カウンセラーとして、妻たちのご相談をお受けしています。
夫の本心を当てることはできません。でも、矛盾する言葉と行動を分けて、今の状況を整理することはできます。
この記事では、夫の言動を見る3つのポイントと、「私は安心して暮らせているか」を考える視点をお伝えします。
「離婚したい」と言われたのに、その日も普通に帰ってきた。
不倫は続いているみたいなのに、家族旅行に誘ってくる。
私には冷たいのに、生活費はきちんと入れてくれるし、子どものことは大事にしている。
こういうことが起きると、頭の中がぐるぐるします。
「どっちなの」
「本当は何を考えてるの」
夫の顔を見ても分からない。
聞いても分からない。
というより、聞くたびに分からなくなっていくんです。
先に、答えを書きます。
不倫中の夫の本当の気持ちは、言葉や行動だけでは断定できません
夫の本心は、本人以外には断定できません。
私がカウンセラーだからといって、当てられるものでもありません。
ただ、これは「何も分からない」という意味ではないんです。
分けて見られるものが、3つあります。
- 夫が何と言っているか
- 実際に何をしているか
- その2つが、どれくらい一致しているか
気持ちそのものは見えません。
でも、この3つは見えます。
そして、この3つを分けて見ていくと、今の夫婦がどういう状態にあるのかは、かなりはっきりしてきます。
なぜ、不倫中の夫の言葉と行動は矛盾して見えるのか
矛盾しているように見える場面を、いくつか挙げてみます。
- 離婚したいと言うのに、毎日帰ってくる
- 不倫を続けているのに、家族サービスはする
- 妻には冷たいのに、生活は支える
- 不倫相手が好きだと言いながら、家庭を手放さない
こういうとき、私たちは「どっちかが嘘だ」と考えます。
帰ってくるのが本当なら、離婚したいは嘘。
離婚したいが本当なら、家族旅行は嘘。
そう考えないと、話が通らないからです。
「離婚したい」と言うのに、家に帰ってくる
人の中には、複数の気持ちが同時に存在していることがあります。
たとえば、
不倫相手への気持ちもある。
家族を手放したくない気持ちもある。
妻への情もある。
そんな複数の気持ちが、同時に存在していることもあります。
だから、
「家族を大切にしている=不倫相手への気持ちはない」
とは限りません。
逆に、
「不倫している=妻への気持ちはゼロ」
とも限らないんです。
私たちは、どちらかに決まっていてほしいんです。
決まっていれば、覚悟できるから。
「ちゃんとどっちかにしてよ」
そう思いますよね。
でも、決まっていないまま動いている人は、実際にいます。
そして、決まっていない人の言動は、外から見ると矛盾します。
夫の気持ちを知りたいときに見る3つのポイント
では、何を見ればいいのか。
①夫が何と言っているか(言葉)
「不倫は終わった」
「家族は大切だ」
「もう会っていない」
まず、これはこれで一度、そのまま受け取ります。
②実際に何をしているか(行動)
約束したことは守られているか。
家庭への関わり方はどうか。
「終わった」と言っているなら、それと矛盾する行動が続いていないか。
言葉ではなく、実際に起きていることを見ます。
③言葉と行動が、どれくらい一致しているか
ここが一番大事なところです。
「終わった」と言い、行動も変わった。
これは一致しています。
「終わった」と言うのに、それと矛盾する行動が続いている。
これは一致していません。
そして、一致しているかどうかは、一回では決められません。
一度早く帰ってきたから終わった、ではないんです。
一度優しかったから戻ってきた、でもない。
逆に、一度冷たかったから終わり、でもありません。
一回の出来事ではなく、その後も同じ行動が続いているかを見る。
そうすると、言っていることと実際の行動が一致しているのかが、少しずつ見えてきます。
「夫の気持ちが分かれば安心できる」は本当か
ここまで読んで、こう思った方もいると思います。
「そんな面倒なことしなくても、本当の気持ちさえ分かればいいのに」
私も、そう思います。
ただ、「夫の気持ちを知りたい」という言葉の奥には、別の質問が入っていることがとても多いです。
私は、安心していいの?
これです。
夫が何を考えているかを知りたいというより、
これから先、期待していいのか。
備えた方がいいのか。
この人を信じていいのか。
それを判断する材料がほしいんです。
だから、気持ちを聞いても安心できないことがあります。
実際、
「もう会ってない」
と言われた夜に、少しだけほっとして、翌朝また不安になった経験はありませんか。
言葉は、その場では少し安心させてくれることがあります。
でも、言葉と行動が何度もズレていれば、
「本当に信じていいのかな」
は残ります。
夫を信頼していいかを判断する材料になるのは、言葉の量ではなく、言葉と行動の一致が積み重なっているかどうかです。
だから、
「何て言ってくれたか」
だけではなく、
「実際にどうしているか」
も一緒に見ていく必要があります。
夫の本心だけでなく、今の自分が安心して暮らせているかを見る
夫の心の中は、開けて見ることができません。
でも、現在地は見えます。
先ほど、確認できるのは3つ、とお伝えしました。
- 今、夫は何と言っているか
- 実際には、何をしているか
- 言葉と行動が一致した状態が続いているか
ですね。
そこにもう一つ、付け加えてほしいことがあります。
- その状態で、私は安心して暮らせているか
ここを、絶対に飛ばさないでください。
なぜなら、夫の本心を知るよりも、あなたの安心の方が重要だからです。
そして、同じ状態でも、
「私はまだここで暮らしていける」
と感じる人もいれば、
「もう、この状態ではしんどい」
と感じる人もいます。
どちらが正しいという話ではありません。
そこが違えば、次に考えることも変わります。
夫の本心がわからなくても、というより、本当のところわからないものなのです。
その中で、「じゃあ、私はどうするのか」が何よりも大切なこと。
そのために「現在地の確認」と「自分の安心」の両方を見ていきましょう。
夫の言動に気持ちが揺れるときに
「現在地の確認」と「自分の安心」が大切だと分かったとしても、気持ちは揺れます。
特に、夫の言動に振り回されている状態の時は、自分の安心が足場から揺らいでいるので、「夫が不倫をやめてくれさえすれば、私は安心」になりやすいです。
ただ、実際は夫が不倫をやめたところで、愛されるかは分かりません。
愛されたとしても、「また不倫されたら…」という不安が続きます。
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