不倫の悩み

「不倫相手に勝ちたい」あなたへ

仲野ちはる
仲野ちはる
「不倫相手と自分を比べて落ち込みます」
「不倫相手に思い知らせてやりたいんです」
「不倫相手に負けたような気がして苦しい」
とおっしゃる方は多いです。

そんなあなたへ、お伝えしたいことをまとめました。

なぜ、不倫相手と自分を比べてしまうのか?

「不倫相手に負けたくない!」

と時々、いやまあまあ、お聞きする機会があります。

「離婚すると負けた気がする」

とかも同じ意味合いですね。

頭では「勝ち負けなんてない」と分かっていても、

そう思ってしまうのは、なぜだと思いますか?

人間は「相対的」にしか判断できない

人間の脳は「相対的」に物事を判断します。

例えば、今「はい、差し上げます!」と100万円もらったとしますよね。

あなたはどう感じるでしょうか?

「えっ、100万円なんてもらっていいの?」とあやしむ人もいると思いますが、

多くの人はもらってもいいと言われたら喜ぶはずです。

が、しかし。

周りの人たちは”1,000万円”もらっているとしたら、どうでしょう?

「えっ、100万円じゃ、少ないじゃん!」ってなりますよね。

こんな風に、人間は自分の幸せでさえも「他者との比較」から逃れることはできないのです。

実際、わたしも不倫される度に

「負けた」と感じていましたし、

「ちはるちゃんより〇〇を愛してる」

と言われたこともあるので、

完敗もしてきました。

だとしても今は完全に「負けるが勝ち」だと信じています。

不倫から抜け出すために「負ける」

本来「幸せ」の分野で他人と比べることは不可能です。

なぜなら「幸せ」の概念は一人ひとり違うものだから。

都会のアーバンライフが幸せな人もいれば

田舎の古民家でロハスに暮らすことが

幸せな人もいます。

愛し愛されるパートナーシップを望む人も

自由に一人気ままに生きることを望む人もいる。

みんな違って、みんないい、なのです。

なので「不倫相手に負ける」なんて

本当はあり得ないことなのです。

「負けるが勝ち」と分かっていても負けられない理由

とはいえ、選ばれなかったのだから、

やっぱり負けじゃん!となるのが、

これまた人間の性質、エゴです。

で、ここから抜け出せないと

「自分の幸せ」が見えなくなってしまいます。

なぜなら、

自分を大切にしてくれない人からは離れる方が絶対に幸せだからです。

勝っても幸せになるとは限らない

本当に、自分のことを心から大切にするには

自分に心地よい状態を与え続ける必要があります。

つまり「イヤな人」や「イヤなこと」など

【不快なもの】を自分に与えないことが

幸せの基本なんです。

不倫相手に負けたくないとか

夫の思い通りにさせたら負けた気がするから、

という理由から夫と別れないと考えるのは、

あなたを幸せから遠ざけてしまう可能性があるのです。

幸せは離婚、再構築で決まらない

だからといって

「不倫した夫と離婚すべき!」とは

もちろん思っていません。

再構築したからこその夫婦関係もあるし、

わたし自身、今その幸せを味わっているから。

けれど、大前提として、

自分が本当にエネルギーを注ぐべきものを

見誤らないでねって思っています。

幸せに勝ち負けはないから。

もし、勝ち負けの土俵にいるなら

今すぐ負けた方がいい。

夫にも、不倫相手にも

「負けるが勝ち」だから。

本当に勝負すべきは他者じゃない。

過去の自分より今日の自分が

少しでも成長することだけが

人生の幸せにつながりますよ。

『夫婦関係の教科書』無料講座プレゼント

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.